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ASEAN「対中」苦悩 米国の対中圧力 [ニュース]

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昨今の中国による南シナ海における人工島の造成や基地化は、米国の「航行の自由作戦」が行われるなど
緊張が増しています。
さて、先日21日にクアラルンプールで行われたASEAN首脳会議にて、先に述べた中国の人工島などについて協議が行われたみたいです。
ですが、米国の対中圧力について、各国の温度差が表面化してきたようですねぇ。
この辺りの政治的な話はとてもワタシ好みです・・・






えーと、つまりですね、ASEAN各国の中には「中国との貿易で利益を得ている国家」が多いということですね。
ですから、表向き中国批判ができないのだと私は考えたのですがどうでしょう。
現実には、中国の脅威は東南アジア各国にとって最大の懸念事項であると思われますからね。
あれらの国家には、中国に対抗出来るだけの軍事力がそもそもありませんし。

米国としては、かつての日本に対する「ABCD包囲網」のような対中包囲網を築きたいと考えていると思われますが、中国は日本以上に強大なポテンシャルを秘める国家ですし、純粋に国土が広いですからね。
うまくいくか正直微妙なところですよね。

まあ、この問題に関してはなるようになると思いますが。
まだ、中国はアメリカに喧嘩は売らないでしょうし。
中国史の例によるならば、例えば前漢の時代の匈奴の侵略を受けた時なんかまさにそうですよね。
初代の高祖(有名な劉邦のことです)の時代に屈辱的な敗北を喫したあと、第7代皇帝劉徹(孝武帝)の時代まで力を蓄えていましたからね。

ですから、今の中国もアメリカが弱るまで、もしくは決定的にアメリカを上回る軍事力や経済力を身につけるまで喧嘩を売らないと思います

どちらにしても、ASEAN各国が米国に同調しなければ、対中包囲網は難しいでしょうね。







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